剣町柳一郎の日々のつぶやきや愛読書、歴史エッセイなど楽書きしていきます。

新刊書の紹介

ここ数年に書きためた小説を本に。読んでいただければ幸甚です。詳細、ご注文はお問い合わせからご連絡ください。

凡兆、狂ったか[発売中]

加賀を訪れた芭蕉をはじめ、路通、金澤の俳人である北枝や秋の坊、凡兆などが主人公に。凡兆と芭蕉の関わり、猿蓑で評判をあげた凡兆の入獄。他、白山に登った後に城下に逗留する池大雅、古九谷の色に魅せられる吉田屋伝右衛門、発刊間もないホトトギスで絶賛される中川富女、若き日の竹久夢二、大震災後の芥川龍之介、犀星などの交流。俳句を軸に七短編の小説に。

 

化鳥外伝[発売中]

明治十六年の金澤、銀の簪をこしらえた父・清次が犯人とされる。鏡太郎が柄鏡の中の母すずの手を借りて女芸人殺しの犯人を解いていく。今枝警部や若い燕花「三代目小さん」と共に。やがて、舞台は二十三年の東京に変わり、母すずの面影をおう鏡花に三遊亭圓朝が絡む。他、上野から加賀へと逃げるお手役者の中田家、本阿弥家を描く。

 

あめまりあ [令和元年6月1日発売予定]

能登七尾で土中から見つかったまりあ像。高山右近が隠した切支丹の財宝を探すように、県から命令される七連隊の千田中尉。兵営を作るための城下図を参考にしながら。西南戦争で亡くなった西郷を惜しむ島田一郎、長連豪に露西亜帰りの嵯峨寿安が絡み、切支丹の財宝のありかを探すミステリー。財宝は誰が、どこに隠したものか。そして、財宝の使い途は?

 

将軍が消えた夜 [令和元年6月1日発売予定]

日露戦争の満洲。旅順、奉天の会戦後、乃木はステッセルから馬を送られ、寿号と名付ける。ある夜、一人で消える。追いかける参謀やステッセルの馬を担当する騎馬兵の口羽大尉。将軍と口羽は露西亜軍コサック騎兵に捕まるが、逃げる。乃木の二人の息子を戦死させた葛藤。帰国後、寿号は軍馬育成に。他、ニコライを救った男、鱗雲の彼方になど三遍。

 

椿見坂 [令和元年7月1日発売予定]

幕末の加賀藩を描く。椿が好きでいろんな椿、新しい椿・西王母を育てた武士には秘密があった。
他、鍔づくりの男の鍔割り試合、金澤に官軍を迎える武士と養子に迎えられるはずの男が斬り合う菖蒲坂、儒者である兄を救うため、奥州に出陣する十九歳の少年の悲哀、木守柿など。それぞれの武士の、ご一新の迎え方と死を描く四編。

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