楽天は9回、昨夜に9回160球を投げた田中がマウンドへ上がった。
雨が降る中、マウンドに立つ田中。白い矢が、画面を走る。
楽天は1回に敵失で先行し、2回は岡島の適時二塁打で加点。
4回は牧田の本塁打で突き放した。プロ3年目の美馬から新人の則本につなぐ。
9回には、待っていたとばかりに、田中君の登場。
テレビカメラは、考えられない継投だけど、
どうしてもマウンドに行くという田中を写す。
神様、仏様、稲尾様じやなくて田中様!
やはり、最後は奥州楽天の立役者・田中がふさわしかった。
星野監督はいう、「大震災で苦労なさっている皆さんを少しでも
いやしてあげたいと考えてこの3年間戦ってきた」と。
選手たちも、監督の罵倒によく耐えたと思う。星野といえば、熱血漢、
燃える男として知られる。威勢のいい罵倒にも、選手はよく堪えたものだと思う。
日本シリーズはやはり、ショーである。エンターテイメントである。
それだけ、人を惹き込む野球シーンが、日本の野球にまだあったということである。
田中将大よ、来シーズンもまた頑張ってほしい。また記録をつくって欲しい。
日本シリーズ第7戦はとりわけいい一夜であった。ストライク。
あまり、野球を見ないわたしもつい惹き込まれてしまった。

その後、伊東潤の「王になろうとした男」を読んで眠る。