「アートアクアリユウム金沢」へ。
21世紀美術館に行く。
金魚の美しさに、しばし魅せられる。
色がついた水中魚は目を楽しませてくれる。
なぜだろう、不思議だな。
人間が魚だった頃を思い出すからだろう。
見るよりも、皆がカメラで写真を撮るのに夢中。
いつの間に、こんなふうになったのだろうか。
若い人が圧倒的に多かった。写メールが出現したからだろう。
いろんな種類の金魚が、大きいのばかり泳いでいた。
「エー金魚、金魚」の振り売りの声を思い出す。
盥の中に、金魚がいたっけ。あれも時代のアートだった。
ブルーのひらひらの金魚鉢、酸素が足りないと死んでしまう金魚。
懐かしくも、美しいひとときを堪能させてもらった。

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翌々日は、「沖縄からの風18」を聞きに行く。
白峰村へ、例の僻村塾のイベント。
古謝美佐子の唄は、BSのふるさと紀行などでお馴染み。
なんとなく、原始の日本を、法に縛られる前の
国の良さを感じさせてくれた。時間の進み方が違う、
人間が魚だった五感を記憶に刻んでくれた。
沖縄の唄をしみじみと聞いたのは、
今村昌平監督の「神々の深き欲望」の映画以来か。
三国連太郎、北村一夫などユニークな役者が
何年も島に閉じこもって撮影したもの。
数々の賞をもらっていたが、難しいテーマだったような気がする。
懐かしくもあり、異国風であり、熱い陽射しを受けている
ようだった古謝美佐子の唄。約3時間に及ぶ。
真野響子の朗読も入り、アドリブのおしゃべりが良かった。
平塚らいてふ役では、彼女の作品をすべて読んだとのこと。
なるほど、なりきるには全てを知るということか。
さすが役者、持っている世界も鋭く、広いなと言う感じがした。
寺の金色の御堂の中でのコンサート。