金沢観光について
今日からカニ漁が解禁になった。
朱色に茹で上がったカニに白い身。
また人が押し寄せるだろう。
北陸新幹線の完成で、旅行者の入りは四割増し
らしいが、市場の値が上がり、
地元の人は高くなった魚や野菜を食わされている。
カニもそのひとつだが、
とりわけ、ノドグロという魚が人気なそうだ。
これからはズワイ蟹や香箱蟹、鰤も高値がつくだろう。
ホテル代もシングルが四千円だったが、
今は予約も難しく、一万五千円だとか。狂乱である。
まさに金箔、キラキラである。
今のうちに稼いでおこうという腹か。
観光公害ともいえる。城の石川門の脇・紺屋坂も人が多く、
お店の金箔入りのソフトクリームやアンミツ、
コーヒーなど金箔入りが目玉のようである。
店員がふくふくしい顔で、
「お休みになりませんか」と誘う。
ま、もう少したてば旅行者も落ち着くだろう。
光りを観ることが「観光」とすれば、
光りとはいったい何だろう。懲りずに、
何度でも見たくなるのが、何度でも訪れたくなるのが
「光り」であり、その光りを見るのが「観光」だが…
ゆっくり考えてみたい問題だ。