昨夜、BS・NHKで「石原莞爾」を放映していたが、
戦後、彼が言った言葉「戦争を放棄すれば、
日本は世界の先進をいく国になる」が印象的だった。
メモをとっていなかったが、このような言葉であった。
確か、ついこの間まで、日本はそうであった…はず。
当時、民衆は熱狂的に彼の演説を聞いた。
真珠湾攻撃した日の夜に、制作者がこの番組を作って
放映したことに脱帽する。
満州事変を起こした張本人ながら、日中戦争の拡大を
阻止しようとして、武藤や東條と対立。
今は戦争よりも、国を富ませるのが先決と主張。
「石油をとめられたからといって、戦争を始めるなんて笑止」とまで言った。
結局、軍から裏切られ、参謀本部を自ら辞し、
予備役に追いやられて、生まれ故郷の山形に帰った石原。
戦争は負け戦が続き、青くなった東條が思いあまって、
石原に上京を促して相談したところ、
「あなたのような人物が首相になっているのが良くない」
と臆面なく答えたとか。快哉。
亡くなったのは、奇しくも昭和24年8月15日だったという。
石原莞爾のような正と負をきちんと言える男こそ、
真の軍人であり、政治家である。これからの時代、
彼のような日本人が出てくることを期待したくなる。