金沢湯涌夢二館へ行く。
イベントで、江戸端唄が歌われるということで
聴きに行く。深川くずし、江戸祭が良かった。
やはり、三味線もなかなかのものだった。
長火鉢を前にうとうと居眠りなんぞしたくなる。
なんとなく、深川芸者の煙管を手にした、
江戸の茶の間シーンが目に浮かぶ。
「宵待草」も三味線で奏して歌われた。
帰って、さっそく倍賞千恵子さんの「宵待草」を
ユーチューブで聴く。高峰三枝子、由岐さおり、
李香蘭と聴き比べる。倍賞千恵子さんの声もいいですが、
李香蘭もノスタルジックでいい。
湯涌の夢二館を一階、二階と見て歩く。
夢二の描く女性を並べて見ると、浮世絵の美人画に
西洋の新しさを加えているのに気付く。
友人Kさんが、「似ている。ほら、首が長くて傾げている絵を
描く人に」と言う。「モジニアリですか」
「そう、モジニアリ」の会話。
うん、確かに夢二が描く女性は首の表情、目の表情がモジニアリだ。
当時、船便で半年かかって送られる西洋の画集を参考にしていたのではと、
O館長さんが教えてくださった。夢二はスクラップブックを作っていたみたい。
やはり、新しい風を吹き込むにはそれなりの勤勉さが
必要だなと思った。

2016-04-24 15.01.53