樹木希林さん死去、75歳。

個性的だったと言われているが、普段の人だった。

脇焼きながら、「あん」なんか晩年の作品は彼女でなければ

演じられなかった物語だと思う。

初めてテレビで見て、「ジュリー!」と叫ぶ、変な女優だったと思った。

変だと思わせるところが、彼女の思うツボだった。

今、美人・美男子ばかりでつまらないテレビ。

演じられる人よりも、まずイケメンでなくては見てくれないとすれば、

観る我々もいけないのである。スポンサーの意向だろうか、まさか。

「普段の演技」を見せてくれる人がまた一人いなくなった。

寂しいことだ。ますます、テレビが遠ざかる。

お笑い芸人やクイズばかりで埋まり、

日本は「お笑い天国」になっていく。

いや、笑われる国になっていく。