音楽に詳しい友人から教えていただいた。
シャルパンティエの名を。
「スターバトマーテル」はペルゴレージのものしか
知らなかったが、シャルパンティエのそれを聞き、
ああ、いいなあと素直に思った。
バッハがペルゴレージのものを変曲したBWV1083と聴き比べる。
うむ、どちらかと言えば、やはりペルゴレージのオリジナルがいい。
「スターバトマーテル」は「哀しみの聖母」の意味だが、
大切な人・イエスを失った気持ちが滲み出ている。
教えてくれた彼女は、シャルパンティエの
カウンターテナーの部分がいいという。
確かに、カウンターテナーは魅力的である。
不思議な声である。教会の聖堂に響く声とも言える。
つい、この時代の音楽は聞き惚れてしまう。
なぜだろう。空から降ってくるような音だからだろうか。
声が人の声でなく、神のものだからだろうか。
理性以前の、理屈ではない、感性が勝ることもある。
深夜、ふと目が覚めた時に聴きたくなる曲だ。