角田光代「さがしもの」を読む。

本をめぐる短編集。青春のひと時が描かれている。

なるほど、女の子の感性がこれほど繊細だったのかという思いがした。

男は気がついていない。とりわけ、若い男なら。

そうか、そうだったのか、と気づかせてくれる。

しょせん、男は鈍感なのかもしれない。

とりわけて、「彼と私の本棚」「不幸の種」「ミツザワ書店」

「さがしもの」。そして、「バレンタイン」にその細さと敏感さに触れた。

以前、「世にふるも更に時雨のやどり哉」芭蕉が好んだ宗祇の、この一句。

人生は、そして青春は、この句のように雨宿りするようなものに違いない。

今日は突然に暑かった。東北で三十三度だったとか。

いったい、天はどうなっているのやら。

その原因をさがすわけにはいかないね。

隣人のNさんがくれたメルローズ。

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